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慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

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土井 善晴『一汁一菜でよいという提案』

12月のある日、半年ぶりに後輩から「ご相談が」と神妙なタイトルのメールが届きました。内容は、夕食準備が45分かかってしまっているので30分に短縮する良い手立てはないか?との相談でした。我が家も3人の子供相手に、時間を優先してお弁当を買って帰ることがあります。話題になった作りおきメニューは、食べる時には作ってあるものが食べたくないことが多い私。なかなかこれといったやり方が定まりません。

2017年1月17日

拝啓ルノワール先生-梅原龍三郎に息づく師の教え

『パリスの審判』は、トロイ戦争のきっかけとなった、三人の女神の美のコンテストです。画家たちはこの題材を好み、たびたび描いてきました。古代ギリシヤ神話の歴史的面であるから、もありますがそれよりも、三美神、三人の裸体の女性が、角度やポーズを変えて描ける魅力にありました。

2016年12月13日

ジョナサン・ハイト『社会はなぜ左と右に分かれるのか』

「インテリの喧嘩には終わりがない」
大学という組織の一員になったばかりの頃に最初に感じたことである。あるビジネススクールの教授は「教授会は動物園のようなものだ」とよく言うが、言い得て妙な比喩だと思う。

2016年11月8日

桑畑 幸博「『シン・ゴジラ』をマーケティングの視点で考察する」

私は学生時代、映画研究部に所属していました。

年間100本以上の映画を劇場で観て、そして8mm(時代を感じます)で自主制作の映画も撮っていました。また、学園祭や新歓イベントでは、16mmのフィルムを借りて、名画の上映会も行っていました。

2016年10月11日

竹内敏晴『「からだ」と「ことば」のレッスン』

私がまだ幼稚園に通っていた時のこと。大きく重たい、ある1台のラジカセが宝物だった時期があります。

2016年9月13日

永田和宏『近代秀歌』

「あなたが日本人なら、せめてこれくらいの歌は知っておいて欲しいというぎりぎりの100首である・・・」

著者の永田和宏氏は、そんな挑戦的なメッセージを「まえがき」に寄せている。日本人の身体のなかに、DNAとして刻み込まれてきた歌たち、日本人の情緒を規定してきた歌たちを選らんだ、とまで言っている。

2016年8月9日

ビジネスに役立つアート鑑賞

2016年は大きなアートイベントが目白押しの一年です。記憶に新しいところでは、生誕300年を記念して開催された東京都美術館の「若冲展」。約1ヶ月間という短い開催期間にも関わらず、様々なメディアで取り上げられたため、多くの方が「じゃくちゅう」という言葉を耳にしたのではないでしょうか。

2016年7月12日

『なぜ、一流の経営者は即興コメディを学ぶのか?』

「Yes, and -そうだね!さらにはね…」
こちらからの投げかけを受け入れ、そこにさらなるアイデア、提案を出してくれる人との会話は素直に楽しい。もちろん時と場合にはよるにせよ、NoやYes, butといった「いやいや、そうじゃなくてね…」と頭ごなしに言われるより、アイデアが何倍にも膨らみ、より良い何かを共に生み出せる気がします。

2016年6月14日

ビジネスという名の戦場で戦う人へ

「勝てば官軍」を辞書で引くと、以下のように書いてある。

“勝てば官軍 ほんとうはまちがっていることでも、あらそいに勝てば、それが正しいことになる、ということ。”

2016年5月10日

一杯のコーヒーで自分探しの旅に出る

みなさんはスターバックスをご存知ですか?
「あの緑の看板の…」とすぐに連想される方が多いかと思います。
自宅やオフィス近くの店舗、トッピングたっぷりのドリンク…顔なじみの店員さんが思い浮ぶ方もいらっしゃるかもしれません。

2016年4月12日

散る桜に心惹かれる美意識『能へのいざない』

3月になり、採用情報の公開が解禁となった。
採用にかかわる方は、説明会実施に選考準備にと忙しい日々をお過ごしのことだろう。
春の新入社員配属をひかえ、受け入れ準備を始めた職場の方もいらっしゃるのではないだろうか。

2016年3月8日

風の音の記憶―パリ郊外ジヴェルニーへの絵画的旅

旅の日は、いつも青空だった。
私たちは何度もパリのサン=ラザール駅から乗車してクロード・モネゆかりの花の庭と水の庭、睡蓮の池で広く知られているジヴェルニーを訪れている。
最初は二十数年前、所属する大学の特別研究機間の制度を受けて、私たち家族三人は約三ヶ月半、ヨーロッパで過ごした。一ヶ月のパリ生活は、この上ないホリデーとなった。

2016年2月9日

『元・宝塚総支配人が語る「タカラヅカ」の経営戦略』

世界で唯一と言われる、未婚女性のみ総勢約400名が所属する宝塚歌劇団。豪華絢爛な舞台や、「男役」と呼ばれる、男性を演じる女性団員の存在が特徴の演劇集団ですが、自分には縁のない世界だと感じている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、「企業が競争優位を持続しにくい時代において、100年以上続いているビジネス」と言われれば、また違った印象を持っていただけると思います。実際、一昨年に、宝塚歌劇団が100周年を迎えたことを機に、週刊ダイヤモンドや、NHKスペシャルで、そのビジネスモデルや人材育成が取り上げられました。一企業として、一事業としてなら、皆さまも関心を持っていただけるのではないでしょうか。

2016年1月12日

ミュージアムカスケード 松下政経塾~大阪企業家ミュージアムまで

4月:「松下政経塾」を訪ねる。
5月:『リーダーを志す君へ 松下政経塾塾長講和録』を読む。
11月:「パナソニックミュージアム 松下幸之助歴史館」「常翔歴史館」
「大阪企業家ミュージアム」を訪ねる。

2015年12月8日

『世界のエリートが学んできた 「自分で考える力」の授業』

最近、わが子たちと会話をしていて不安を感じている。
日常生活のたわいない会話なのだが、子供たちが反射で返してくる。小さい時はめちゃくちゃながらもそれなりに思考している様子がうかがえたものの、成長するにしたがってやりとりが減ってきた。人に判断を任せすぎてはいないか?おおらかに育てる方針の私なのだがさすがに危機感を抱く。

2015年11月10日

歴史を学ぶということ

私は、今さらながらに歴史、それも世界史を勉強しています。
単なる知的好奇心ということもあるのですが、「今」だからこそ学ぶ必要があると思ったからです。

2015年10月13日

『断片的なものの社会学』

仕事帰りの電車の中、いつものようにtwitterのタイムラインを眺めていると、ある本を取り上げるツイートが目に留まった。本のタイトルは『断片的なものの社会学』。私は、この巡り合わせにふしぎな魅力を感じた。そもそも、twitter自体が断片的なつぶやきによって成り立つものであるし、さらに「断片的」とは、あらかじめ全体としての像が立ち上がらない状態を指すからである。

2015年9月8日

『就活「後ろ倒し」の衝撃』

『いやーほんと、今年は長いよ。全然終わらない。』

先日、新橋の居酒屋で友人と飲んでいたときのことです。ふと、今年の採用活動に話題が及んだ時のことでした。 
私は3年前まで別の会社に勤めていたのですが、当時リクルーターという形で採用活動に携わっていました。私の退職後にその役目を引き継いでくれたこの友人の愚痴を、それから30分間たっぷり聴く羽目になったのです。

2015年8月11日

No Museum, No Life?

今月7月に行ってみたいミュージアムを一館選べと問われれば、リストのトップには北の丸公園の東京国立近代美術館(以下、東近美)が来る。なにしろ、企画展のタイトルが“No Museum, No Life?”である。副題は“これからの美術館事典”で、

2015年7月14日

『入門 組織開発-活き活きと働ける職場をつくる-』

鎌倉に一風変わった投信委託会社があるのをご存知でしょうか。
「鎌倉投信株式会社」。敢えて、金融の中心地である東京から離れた鎌倉で、築80年の日本家屋を本社にする、従業員数名の小さな会社です。

2015年6月9日
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