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慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

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伊藤 亜紗『目の見えない人は世界をどう見ているのか 』

「今日、肩に小鳥を乗せて、おじいちゃんが散歩から帰ってきたよ。」

2021年1月12日

『コロナの時代の暮らしのヒント』をやってみた

この10ヶ月、家で過ごす時間が、圧倒的に、それも急に、増えた。
いつか時間があったらやりたいことがいっぱいあって、それが次々とできた。

2020年12月8日

岩宮恵子『好きなのにはワケがある: 宮崎アニメと思春期のこころ』

『鬼滅の刃』、もはや社会現象と呼べるほどのムーブメントとなっています。映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」は公開から10日間という史上最速のスピードで興行収入は100億円を突破し、最終的には歴代最高記録を越えるのは確実と言われています。

2020年11月10日

竹中 平蔵『経済古典は役に立つ』

経済学専門の教授から聞いた話ですが、経済学の教授だと自己紹介すると、「儲かる株を教えてくれ」と言われることがよくあるそうです。株価を予想するのはアナリストの仕事であって、経済学者の仕事ではない、と冗談交じりに愚痴をこぼしていたことがありました。

2020年10月13日

太宰 治『津軽』

知らない街を 歩いてみたい
どこか遠くへ 行きたい
知らない海を ながめていたい
どこか遠くへ 行きたい

2020年9月9日

白井 明大『日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし― 増補新装版』

「今日は“迎え火”なので、早めに家に帰って迎え火をともすんです」今年の7月13日、同僚の一言にハッとした。

2020年8月11日

野村 克也『野村克也、明智光秀を語る』

プロ野球がようやく先月18日に開幕となりました。年明けからのコロナ禍でめまぐるしい日々を送ってきたからでしょうか、プロ野球界で名将、知将と讃えられた野村克也氏が天に召されたのが、まだ今年の2月のことだということの実感がありません。

2020年7月14日

エド・キャットムル、エイミー・ワラス『Creativity, Inc.: Overcoming the Unseen Forces That Stand in the Way of True Inspiration』

変化の激しい時代に追いつくべく―もっと言えば時代を創るべく―ビジネスパーソンのほとんどが、クリエイティブでありたいと願っているに違いない。

2020年6月10日

平野 啓一郎著『私とは何か 「個人」から「分人」へ』

新型コロナウィルスの影響により、ここ数カ月で私たちの生活は一変しました。仕事も、子供の習い事もZoom!Zoom!ネット回線とPCはフル稼働です。

2020年5月12日

本田 直之・松尾 大『人生を変えるサウナ術-なぜ、一流の経営者はサウナに行くのか?』

2020年、夏まではオリンピック一色になるかと思われたこの年は、新たな疫病との戦いによって困難な立ち上がりを迎えています。こんな時はどうしても神経が張り詰め、気持ちが沈みがちです。せめて、何か前向きな気分になれる本を読みたいと探していた時に出会ったのが、この『人生を変えるサウナ術』でした。

2020年4月14日

仲野 徹『(あまり)病気をしない暮らし』

「病気にならない△つの習慣」「痩せたい人は○○せよ」「××でがんが治る」
本著には、このようなハウツーや、何か画期的な方法が書かれているわけではない。どちらかというと、「禁煙、節度ある飲酒、適切な体重、十分な睡眠、バランスの良い食事、念入りな手洗い、定期検診の受診、ストレスをためない、対人関係をたくさん持つ」-といった具合の、そうだろうなとは思っているものの、それが難しいっちゅうねん!と思うことが書かれている。

2020年3月10日

千 宗屋『茶のある暮らし―千宗屋のインスタ歳時記』

茶の湯の名匠が綴る、美しい日本の歳時記。著者の千宗屋さんは、千利休に始まる三千家のひとつ、武者小路千家の次期家元。その審美眼と感性から、“現代の利休”とも評される方。

2020年2月11日

交響曲オールスターで打線組んだ

早いもので、2017年もあと一ヶ月あまりとなりました。
年の瀬も近づいてきているわけですが、クラシックファンに限らず、年末のイベントとして一般的に認知されているのが「第九のコンサート」です。

2020年1月14日

小泉 八雲『日本人の微笑』

2019年秋、東京駅22:00。9番線ホームから、日本で唯一毎日運行する寝台列車が滑り出した。その名は、サンライズ出雲。金曜日ともなれば、ほぼ満席の人気ぶりだ。その客車で事件は起きた。

2019年12月10日

宇山 卓栄『「民族」で読み解く世界史』

私は日本人である。根拠は単純明快。日本という国で、日本人の両親から生まれ、日本で育ち、日本文化に慣れ親しんでいるからだ。付け加えれば、日本語が母語であり、日本の国籍も持っている。私が日本人であることに関して否定する人、否定できる人はまずいないだろう。日本男児の大和魂を持っていないと言われると困ってしまうが、仮に持っていないとしても日本人でないとは言えないだろう。

2019年11月12日

小倉 ヒラク『発酵文化人類学-微生物から見た社会のカタチ』

今年の春あたりから「ぬか漬け」にはまっている。

胡瓜に人参、茗荷に牛蒡、時にはピーマンからセロリまで。
どんな野菜も糠床に寝かせると、美味しいぬか漬けへと変身する。おかげで、いろいろな野菜を楽しむことができている。

2019年10月8日

牧田 幸裕『フレームワークを使いこなすための50問~なぜ経営戦略は機能しないのか』

慶應MCCでは、様々な経営戦略テーマのプログラムを開催していますが、その多くが、「ケースメソッド」という学習手法を採用しています。

2019年9月10日

斉須政雄『調理場という戦場―「コート・ドール」斉須政雄の仕事論』

「同じようにやっても、同じようにできないのが料理。」10年以上前に、仕事でご一緒した有名イタリアンのシェフから受けたひと言に、当時の私は衝撃を受けました。

2019年7月9日

佐藤 優『友情について-僕と豊島昭彦君の44年』

「高校時代の親友が膵臓癌に。余命の中央値は291日――。」私なら、どうするだろう。私には、何ができるだろうか。

2019年6月11日

井上 靖『孔子』

それは数十年振りの邂逅であった。
この冬に井上靖の『猟銃』を読んだ。井上が初めて書いた小説である。戦前・戦後の14年間を新聞記者として過ごした井上靖は、この短編が認められ、続いて発表した『闘牛』で芥川賞を受賞した。

2019年5月14日
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