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慶應丸の内シティキャンパス慶應MCCは慶應義塾の社会人教育機関です

私をつくった一冊私をつくった一冊

私をつくった一冊

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菊澤 研宗(慶應義塾大学商学部教授)

『科学的発見の論理』上・下(恒星社厚生閣1971)カール・ライムント・ポパー著

2022年12月13日

太田 康広(慶應義塾大学大学院経営管理研究科 ビジネス・スクール教授)

『企業・市場・法』(東洋経済新聞社1992)(ちくま学芸文庫2020)ロナルド・H・コース著
私は、学部時代は経済学を専攻していて、大学院から会計専攻へ切り替えました。現実の企業経営に関連したテーマを厳密に研究したい私にとって、バランスがよさそうな専攻が会計だったのです。

2022年11月8日

桑畑 幸博(慶應MCCシニアコンサルタント)

『現代思想の冒険』(ちくま学芸文庫)竹田 青嗣 著(筑摩書房)
恩師である妹尾堅一郎先生が「哲学に造詣が浅い人は考え方が浅い」と仰ったことをきっかけに、まず同著者の『自分を知るための哲学入門』を読みました。そして哲学に興味を持ったことから、より深く哲学について知りたいと思い手に取ったのが、この『現代思想の冒険』でした。

2022年10月11日

池尾 恭一(慶應義塾大学名誉教授、ヒューマンアカデミー・ビジネススクール顧問)

『マーケティングの革新』セオドア・レビット 著(ダイヤモンド社)
私が最初に読んだのは、小池和子訳の旧版(1963年)です。現在販売されているのは、土岐坤訳の新版です。

2022年9月13日

野田 稔(明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科教授、リクルートワークス研究所 特任研究顧問)

『亜空間不動産株式会社』石川英輔著(講談社 1986年)
SF小説ですから荒唐無稽な内容です。崖を背負って建っているビルの売れない不動産屋の奥の部屋に、ある日大きな穴が開き、なんとそこが未知の惑星と亜空間を通ってつながってしまうというところから物語は始まります。

2022年8月9日

山根 節(慶應義塾大学名誉教授、ビジネス・ブレークスルー大学 大学院経営学研究科教授)

『ネクスト・ソサエティ ― 歴史が見たことのない未来がはじまる』P.F.ドラッカー(著)上田惇生(翻訳)(ダイヤモンド社 2002年5月)

2022年7月11日

伊藤 良二(株式会社プラネットプラン 代表取締役)

『マッキンゼー経営の本質』マービン・バウアー著(ダイヤモンド社 2004年)

2022年6月14日

楠瀬誠志郎(音楽プロデューサー、発声表現研究家、作編曲家、シンガー)

ロジックとテクニックがアメリカの音楽を構築していた1970年代中期。
彼は音楽は精神性から生まれ人の心に宿ると提唱した作品。

2022年5月10日

花田光世(一般財団法人SFCフォーラム代表理事、慶應義塾大学名誉教授)

私を作った一冊の本。一冊というのは難しいですね。
私が遠い昔の子供のころ、母親が読んでくれた絵本がありました。『小さいおうち』を平原に建てました。自然の中に。

2022年4月12日

山本 晶(慶應義塾大学大学院経営管理研究科 ビジネス・スクール准教授)

『天才たちの日課』メイソン・カリー著, 金原瑞人 翻訳, 石田文子 翻訳,(フィルムアート社 2014年)
フロイト、ピカソ、バルザック、エルデシュ、プルーストなど、古今東西の作家、作曲家、画家、研究者などの毎日のルーティンについての本です。仕事で忙殺されるなかで、どうしたら研究の時間を確保し、成果を出せるのだろう?と悩んでいるときに出会いました。

2022年2月8日

高橋俊介(ピープルファクターコンサルティング代表)

『タテ社会の人間関係』中根千枝 著,(講談社現代新書 1967年)
社会人類学者としてインドをはじめとする海外のフィールドワーク経験の豊富な著者が、「ウチとソト」「社員は家族」「能力より年功」「職種より社名」などを重視する日本人の意識や日本社会の構造の特徴を「タテ社会」と表現したロングセラーです。

2022年1月11日

前野隆司(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授、武蔵野大学ウェルビーイング学部 学部長兼教授)

『パパラギ はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集』エーリッヒ・ショイルマン 著, 岡崎照男 訳(立風書房 1981年、SB文庫 2009年)
20代の頃読んで衝撃を受けた本です。初めて文明を見たポリネシアの島国サモアの酋長ツイアビの演説集。

2021年12月14日

小林喜一郎(慶應義塾大学大学院経営管理研究科 ビジネス・スクール教授)

『イノベーションへの解』クレイトン・クリステンセン & マイケル・レイナー著, 玉田俊平太監修, 櫻井祐子 訳(翔泳社 2003年)
2003年にこの書籍に出会いました。それ以前にも1997年に原著英語版でクリステンセン教授の大ベストセラー『イノベーションのジレンマ』(日本語訳は2000年出版)、

2021年11月9日

宮城まり子(臨床心理士)

『心に迫るパウロの言葉』曽野綾子 著(新潮文庫 1989年)
キリストの亡きあと、パウロは回心しキリスト教信徒となりキリスト教の伝道に人生を捧げました。

2021年10月12日

樋口 しのぶ(慶應MCC客員コンサルタント)

『武士道』新渡戸稲造 著(岩波文庫 1938年)
大学2年生の5月、ゴールデンウイーク前に大学の図書館で借りたのが出会いです。私が通っていた大学の学部では大学2年になるとゼミに所属することになりますが、所属したゼミの教授が講義の中でこちらの書籍を取り上げ、興味を持って借りることにしました。

2021年9月14日

阿刀田 高(作家)

『キス・キス』ロナルド・ダール 著、開高 健 訳(早川書房 初版1974年)
国立国会図書館を退職してフリーのライターとなり、小説を書き始めたころ。昭和50年(1975)、私は40歳でした。直木賞を受ける4年ほど前のことです。

2021年8月10日

一條 和生(一橋ビジネススクール 国際企業戦略専攻 専攻長/教授 IMD客員教授)

『二年間の休暇』ジュール ヴェルヌ 著, 朝倉 剛 翻訳(福音館書店 初版1968年)
『二年間の休暇』は、日本では『十五少年漂流記』と言う邦訳名でも知られています。ニュージーランドの寄宿学校で学ぶ15名の少年が嵐の中、無人島に流されました。

2021年7月13日

高田 朝子(法政大学経営大学院イノベーション・マネジメント研究科教授)

『ロスノフスキ家の娘』ジェフリー・アーチャー 著, 永井淳 翻訳(新潮文庫 1983年)
大学1年生の夏休み。もともとジェフリー・アーチャーのファンだったので義務感にかられて買ったのですが、読み始めたら止まらなくなりました。その後、英語でも読みました。

2021年6月8日

田村次朗(慶應義塾大学法学部教授)

『13日間ーキューバ危機回顧録』ロバート・ケネディ 著, 毎日新聞社外信部 翻訳(中公文庫 2014年)
ハーバード・ロースクールの留学を終えるとき、交渉学の研究をさらに続けるには、必ずキューバ危機のことを勉強すべきであるとフィッシャー教授から言われていました。

2021年5月11日
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