今月の1冊 カテゴリー 文学・歴史 科学・健康 人文・思想 社会・政治 ビジネス・経済 アート・建築・デザイン 思考・発想 働き方・キャリア 旅・生活 ALL ARTICLES 注目順 投稿順 仲野 徹『(あまり)病気をしない暮らし』 「病気にならない△つの習慣」「痩せたい人は○○せよ」「××でがんが治る」 本著には、このようなハウツーや、何か画期的な方法が書かれているわけではない。どちらかというと、「禁煙、節度ある飲酒、適切な体重、十分な睡眠、バランスの良い食事、念入りな手洗い、定期検診の受診、ストレスをためない、対人関係をたくさん持つ」-といった具合の、そうだろうなとは思っているものの、それが難しいっちゅうねん!と思うことが書かれている。 2020年3月10日 千 宗屋『茶のある暮らし―千宗屋のインスタ歳時記』 茶の湯の名匠が綴る、美しい日本の歳時記。著者の千宗屋さんは、千利休に始まる三千家のひとつ、武者小路千家の次期家元。その審美眼と感性から、“現代の利休”とも評される方。 2020年2月11日 交響曲オールスターで打線組んだ 早いもので、2017年もあと一ヶ月あまりとなりました。 年の瀬も近づいてきているわけですが、クラシックファンに限らず、年末のイベントとして一般的に認知されているのが「第九のコンサート」です。 2020年1月14日 小泉 八雲『日本人の微笑』 2019年秋、東京駅22:00。9番線ホームから、日本で唯一毎日運行する寝台列車が滑り出した。その名は、サンライズ出雲。金曜日ともなれば、ほぼ満席の人気ぶりだ。その客車で事件は起きた。 2019年12月10日 宇山 卓栄『「民族」で読み解く世界史』 私は日本人である。根拠は単純明快。日本という国で、日本人の両親から生まれ、日本で育ち、日本文化に慣れ親しんでいるからだ。付け加えれば、日本語が母語であり、日本の国籍も持っている。私が日本人であることに関して否定する人、否定できる人はまずいないだろう。日本男児の大和魂を持っていないと言われると困ってしまうが、仮に持っていないとしても日本人でないとは言えないだろう。 2019年11月12日 小倉 ヒラク『発酵文化人類学-微生物から見た社会のカタチ』 今年の春あたりから「ぬか漬け」にはまっている。 胡瓜に人参、茗荷に牛蒡、時にはピーマンからセロリまで。 どんな野菜も糠床に寝かせると、美味しいぬか漬けへと変身する。おかげで、いろいろな野菜を楽しむことができている。 2019年10月8日 牧田 幸裕『フレームワークを使いこなすための50問~なぜ経営戦略は機能しないのか』 慶應MCCでは、様々な経営戦略テーマのプログラムを開催していますが、その多くが、「ケースメソッド」という学習手法を採用しています。 2019年9月10日 斉須政雄『調理場という戦場―「コート・ドール」斉須政雄の仕事論』 「同じようにやっても、同じようにできないのが料理。」10年以上前に、仕事でご一緒した有名イタリアンのシェフから受けたひと言に、当時の私は衝撃を受けました。 2019年7月9日 佐藤 優『友情について-僕と豊島昭彦君の44年』 「高校時代の親友が膵臓癌に。余命の中央値は291日――。」私なら、どうするだろう。私には、何ができるだろうか。 2019年6月11日 井上 靖『孔子』 それは数十年振りの邂逅であった。 この冬に井上靖の『猟銃』を読んだ。井上が初めて書いた小説である。戦前・戦後の14年間を新聞記者として過ごした井上靖は、この短編が認められ、続いて発表した『闘牛』で芥川賞を受賞した。 2019年5月14日 NHK『奇跡のレッスン』 最近、久しぶりに「食い入る様にテレビを観る」という体験をしました。小さい時からテレビっ子として育ってきたはずなのですが、 2019年4月9日 『ざんねんないきもの事典』 地球に住みはじめて早云十年、少々マンネリ化した気で眺めていたこの世界が、新鮮に見える一冊に出会った。それは『おもしろい! 進化のふしぎ ざんねんないきもの事典』である。 2019年2月12日 『私の銀座』 「じいちゃん、東京行きたいわぁ。やっぱり、銀座はええわ。三越で服買うて、ケーキ食べよか。」 2019年1月8日 桑畑 幸博「大阪桐蔭物語 – 「負け」を力にする王者」 「去年の仙台育英やん」 二塁手の山田くんが笑います。 「去年の二の舞にはならんぞ」 主将の中川くんは力強く言いました。 2018年11月13日 『陰翳礼讃』谷崎潤一郎 まぁ、ほんとうにお好きなんですね。お相手がどんなお顔をなさろうと、お構いなし。愛するものについて、どんな具合にどう美しくてどう愛でるのが自分は好きか。 2018年10月9日 『〆切本』(左右社) あなたには今いくつの〆切がありますか? あの企画書を作成しておかなくては・・・。来週までに提出すべき書類がある・・・。 2018年8月14日 吉野源三郎『君たちはどう生きるか』(岩波文庫) 久しぶりだね、コペル君。 小学3年生頃のことだっただろうか、「今のうちに読んでおいた方がいいよ」と母親から手渡されたのは。 以来、吉野源三郎全集1 ジュニア版『君たちはどう生きるか―波涛を越えて』(ポプラ社、1985年)は今日に至るまで自室の本棚に収まっている。 2018年7月10日 『のんきに生きる』鈴木登紀子(幻冬舎) 「人生100年時代」という言葉を、あちらこちらで耳にするようになりましたが、皆さんはどのように受け止めてますか。 2018年6月12日 『ハリネズミの願い』トーン・テレヘン(新潮社) 新年度が始まり、丸の内ではフレッシュな装いのビジネスパーソンを多く見かけます。緊張した面持ちを見るたびに、後ろからつい、「肩の力をぬいて~」と声をかけたくなってしまいます。 2018年5月8日 『みみをすます』谷川俊太郎(福音館書店) 取り寄せたその本は山吹色の箱に入っていた。表紙にはおおきなやさしい書体で「谷川俊太郎 みみをすます」 2018年4月10日 1 2 3 4 5 6 7 8 … 13 ピックアップレポート ビジネスに効く、「知」のサプリメント。MCC登壇講師の研究・活動、最新の動向を紹介します。 夕学レポート 定例講演会『夕学講演会』の感想・気づき・意味づけなどを綴った受講レポートです。 私をつくった一冊 MCC登壇講師が「影響を受けた・大切にしている一冊」を講師ご本人に紹介していただく、第2のプロフィールです。 今月の1冊 慶應MCCスタッフが、書籍を中心に絵画、舞台など色々な“おすすめ”を紹介します。 学びの体験記 学びとキャリアを考える読者コラム。慶應MCCのプログラムに参加した方々が学びの魅力を語ります。 ファカルティズ・コラム 慶應MCCシニアコンサルタント桑畑幸博が、思考・コミュニケーションスキルのヒントを紹介します。 メルマガ登録